新労社 事務所報

労務管理事務所 新労社―新宿駅最寄り、東京都渋谷区の社労士事務所です。ヒトとヒトとの関係がより良く幸せなものになるヒントをここでご紹介したいと思います。

小沢氏の後継は小沢氏

[民主・小沢代表]辞意撤回「もう一度頑張りたい」

安倍元総理の後継は私の予言は見事はずれましたが、今回も菅、鳩山氏、または岡田、前原氏かという予想は覆りました。安倍総理辞任劇で「後継は安倍氏自身」と予想したヒトはまさかいなかったでしょう。

世間では「己が空けた座に時を置かず再び帰ること」にどういう反応を示すでしょうか。一般的には「無責任!」という非難です。しかし小沢氏だけにそれだけにとどまらないところが面白いのです。

○ 辞めなくて良かった。
○ 何らかの新しいアクションじゃないか?

面白いのは何といっても後者でしょう。つまり計算ずくの辞任発言ということです。小沢氏は何を考えているのでしょうか。また、どういう政治的な効果があるのでしょうか。

東京のみならず地方でも自民党の退潮がささやかれています。その中でこういう評判を落とすようなアクションをやったというのは、何といっても内部的な引き締め、事実上の信任投票じゃなかったかという気がします。

自民党もそうですが、民主党もいろいろな考えの持ち主がいる大政党です。参院選に勝ったといっても、どうにも地味で、内輪揉めが目立ち、来春の衆院選で過半数が取れないような雰囲気になってきました。福田首相が意外な人気があるところも彼を焦らせたでしょう。

そんな中で民主党内で、様々なスキャンダルなどが発覚し細かい減点が重なってジリジリと退潮することを小沢氏は恐れたのかも知れません。小沢氏の狙いは「辞任宣言した。しかし『恥を忍んで』撤回した」というところでしょう。「あのプライドの高い小沢が変わった」というアピールが一番のインパクトです。

しかしこういう手法は数々の政治的成果を上げた小沢氏だからできることです。一般人がやればあっという間に引きずり降ろされるでしょう。しかし最近では出戻り社員という制度もあります。時代の流れで「己が空けた座に再び帰ること」に対する評価も変わってくるような気がします。

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