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委託訓練の講義を受託しました。2月以来久々ですが、今回は社労士関連のほかに、適性検査も入っています。講義すること自体は教材などのお膳立ても揃っていて、材料は良いのです。教材を見るとやっぱり実のある結果を導く上で、工夫の苦労が伺えました。
労働法、社保、税務まで入れて2時間で講義。その後適性検査、3分間スピーチです。適性検査などは、まるで心理学の授業さながらになり、ここまでやるか、というくらい詳しくやりました。しかし一番強調したのは「結果を気にすることはない」ということです。
就職活動を問わず、社会に働きかける上で一番大事なことは「人を知り己を知らば百戦危うからず」ということです。自分を知ることは重要なのですが、その知り方が問題なのです。
何が問題なのでしょうか。
100問以上の質問に答え、結果が出たのは良いのですが、心理学に基づいたテストというのはアメリカ産が多く、容赦なく切り捨て、厳しい結果が出ることも多いのです。それを真に受けた受講生は「あっちはイイこっちはダメ」と自分の世界を狭くしてしまう可能性があるのです。
私も体験あるのですが、求職中というのは何かにすがりたい気持ちが強くなるものです。その気持ちは却って「入れればどこでもイイ」という考えにつながって、会社に入ってから臍を噛むことになります。そうなると労使共に不幸でしょう。せめて教える側は「広い心を持ちましょう」と言わねばなりません。それが自分を知り、会社を知ることにつながるのです。
受講生の方から「(適性検査の)結果は当たるんでしょうか?」と心配そうな質問が出ました。これで新たな可能性を閉ざしてしまうことは良くない!とジョハリの窓なども用いて説明するのですが、実体験の方が説得力があったようです。
私も新卒当時は社労士になるなんて夢にも思いませんでした。何が幸いするか分からない世の中です。試されるときにこそ、目を一杯に開く努力をしましょう。これは自分にも言い聞かせなければならないことではあります。


