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北海道で石原裕次郎と対談してきたときの写真です、もとい、先月北海道に行ったときに、石原裕次郎記念館で唯一撮影可能なところで撮影した記念写真です。
私は石原裕次郎というと「太陽にほえろ!」のボス役としてのマネジメントが印象に残っています。毎週欠かさず見て「ほえろ族」とか「刑事になるのか」など両親に言われたものです。アクションがあるわけでもないのに、なぜ石原裕次郎が刑事らしいといえるのでしょうか。
好きな刑事役ランキング
しかしこのランキングにありませんね。没後20年経ち、今や歴史上の人物になりつつあるヒトがワク外なのは、やっぱり現在目にすることのできるヒトの人気と共に、石原裕次郎も後進が育っていると草葉の陰で喜んでいるかも知れません。
小樽の博物館は、高度成長期らしいみずみずしい活気に満ちています。決してマスコミが言うように現在より犯罪が少なく、のん気な年功序列のサラリーマン社会でもなかったのですが、この時代の華やかさというのは現在から見るとやはり独特です。その辺りの刑事像、またマネジメント意識とはいかなるものだったでしょうか。
現実と人情の落差なのです。世の中の厳しさはいつの時代も変わりません。その中でホロリとさせるような人情はありがたいものです。刑事モノは物騒な撃ち合いと理不尽な犯罪の背景があったればこそ、人情が映えるのですが、石原裕次郎も第一線の刑事が派手なアクションをやるところに的確な命令を出すところがカッコ良いのです。
マアあれで管理職とは机に座ってアレコレ指図をするものだ、という悪しき風習が広がってしまったという側面もあるでしょう。警察などのタテ割り組織ではありえても日本の大部分を占める中小企業では管理職も真っ黒になって率先して働かなければ、部下の掌握は難しいでしょう。
「太陽にほえろ!」は初めて人間模様をテーマにした刑事モノでした。どういう人間の模様かというと「成長する人間」です。事件毎に成長して殉職して卒業するパターンから「刑事群像」というカタチになりましたが、終始一貫したテーマは年齢性別関係ない人間的成長です。
そういうテーマだから、石原トップは机に座って部下をコキ使うイメージが薄いのです。だからこそあれだけの人気を博したのでしょう。管理職は部下と共に仕事をするにしても、また指示を出して大局的な仕事をしようとも、マネジメントとして組織を掌握するコツの1つは「人間的成長」のようです。


